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弁護士 コラム

第1回 「契約書を作ることの意味」

初めまして。弁護士の津田宏明と申します。 (株)ファーストステップさんのご厚意により、ブログをHPに掲載させて頂けることになりました。皆様のご参考になるような法律問題をテーマにお話させて頂く予定です。

ファーストステップさんは貿易コンサルタントですので、貿易取引に関わる法律問題からお話したいと思います。

貿易取引に関わる法律問題といっても色々ありますが、まずは、海外との商品の売り買いということで、「売買契約(国際売買契約)」という言葉が浮かんでこようかと思います。

海外から商品を輸入されている方、又は海外に商品を輸出されている方は、取引相手とは基本的にこの「(国際)売買契約」という契約関係に立っているものと思われます。

では皆様はきちんと契約書を締結していらっしゃるでしょうか? 契約書を締結していたとしても、取引相手から提示された契約書にそのままサインしていたり、インターネット等でひな形をダウンロードしてそのまま使っていたりしませんか?

日本国内の取引でも契約書は重要なのですが、特に海外企業との取引になると、そもそも商習慣や考え方が違い、互いに共有する部分が充分に構築されていないことも多いですので、個々の取り決め事をきちんと契約書に書いておくことが大変重要になってきます。

発注書と受注書のやり取りだけで済ませている会社さんもいらっしゃいますが、それではやはり不十分だと思います。

では、そもそも「契約書」を作成することに具体的にどういう意味があるでしょうか? 

まず「契約書」は、取引におけるお互いの約束事を書面で記載するものですので、合意の内容を証拠として残すことができます。もし将来、取引の相手方と紛争になったときに、どのような合意内容であったかを証拠として示すことができます。

また、「契約書」の意味としてより重要なことですが、取引ルールが明確に存在することになりますので、無用な争いを防ぐことができ、紛争予防の機能もあるといえます。

次回のブログ以降で、実際に海外の企業と契約書を作成するときに、どのような点に注意すればよいかについて、何回かに分けてお話したいと思います。

弁護士 津田 宏明
熊谷・田中・津田法律事務所パートナー
TEL: 03-3584-5986
E-mail: hiroaki.tsuda@kttlapan.com
WEB: http://www.kttjapan.com/

<プロフィール>
2002年10月 弁護士登録(第一東京弁護士会)/2002年10月 あさひ・狛法律事務所入所(現 西村あさひ法律事務所)/2004年10月 近藤丸人法律事務所入所(第二東京弁護士会に登録換)/2008年7月 北京語言大学(漢語進修生)/2008年9月(〜09年8月) 香港中文大学ロースクール(LLM)卒業/2009年1月 Robertsons Solicitors(香港)勤務/2009年9月(〜10年8月) 上海市協力律師事務所・広東君信律師事務所勤務/2010年9月 近藤丸人法律事務所復帰/2014年3月 熊谷・田中・津田法律事務所に参画

主な取扱分野
渉外法務、倒産・事業再生、外国企業による対日投資、訴訟紛争、一般企業法務

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【弁護士】
熊谷・田中・津田法律事務所
津田 宏明
HIROAKI TSUDA
E-mail: hiroaki.tsuda@kttlapan.com
Tel.: 03-3584-5986
URL: http://www.kttjapan.com/lawyer/#tsuda